宮古島リゾートガイド
2026年9月30日
宮古島の静かな道を車で走っていると、ふと景色が変わります。海が見えなくなり、代わりに目に入るのは、道路の両側に並ぶサトウキビの群れ。このサトウキビの群れを楽しむ観光客も多いことでしょう。
そよぐサトウキビは、単なる景色ではありません。約400年もの間、この地域の人々の暮らしを支えてきた大事な存在。そしてそのサトウキビから作られるものといえば、シンプルに砂糖を想像するのではないでしょうか。しかし宮古島で注目したいのは、沖縄が誇る黒糖(こくとう)です。この記事では、宮古島で楽しめる黒糖についてご紹介します。
宮古島観光でぜひ楽しみたい!宮古島の黒糖とは

宮古島が属する宮古諸島は日本の南端に位置し、一年を通して亜熱帯の強い日差しを浴びています。土壌には古くからの珊瑚礁由来のミネラルが含まれ、平坦で乾燥した地形はサトウキビ栽培に最適な条件を備えているのです。
黒糖の歴史は1623年(元和9年)、琉球王国の士族・儀間真常(ぎましんじょう)が中国に使者を送り、製糖の技術を学んで持ち帰ったことが始まりとされています。それ以降、サトウキビは沖縄の基幹作物となり、精製して白くするのではなく、搾り汁をじっくり煮詰めた昔ながらの黒糖が、沖縄独自の特産品として育まれてきました。
宮古島のお隣「多良間島」で作られる日本一の黒糖!
宮古島にもサトウキビ畑は広がっていますが、フェリーで行ける隣の多良間島(たらまじま)こそが、日本一の黒糖生産地。宮古諸島に属する離島で、宮古島観光の際に訪れる方も少なくありません。
多良間島では200戸以上の農家がサトウキビを栽培し、年間約3,000トンの黒糖を生産しています。これは沖縄県全体の約40〜45%にあたる量で、まさに日本一の生産量を誇ります。
宮古島旅行では黒糖もしっかり楽しみたい!
多良間島の黒糖は宮古島でも購入でき、多くの観光客に愛されています。お土産として黒糖を買うのはもちろんですが、「黒糖ミルク」や「黒糖ラテ」といった、黒糖を使ったメニューを楽しめるカフェなどがあります。また、料理やスイーツに黒糖を使用するケースも。宮古島旅行の行く先々で、黒糖のメニューがないか、黒糖を使ったお土産がないかなど、探してみるのも楽しみのひとつにしてはいかがでしょうか。
ほかには黒糖づくり体験ができる施設もあり、宮古島では黒糖を何らかの形で楽しむ機会が溢れています。
宮古島の思い出とともに、黒糖も持ち帰って

宮古島は、海の美しさで多くの人を魅了します。しかし黒糖をはじめとした味覚にも、多くの人々が魅了されています。宮古島を訪れた際は自分へのお土産に、そして周囲の人々へのお土産に、黒糖を選んでみてはいかがでしょうか。宮古島の思い出に黒糖もぜひ添えてくださいね。
