宮古島リゾートガイド
2025年11月10日
宮古島：西平安名崎
沖縄本島から約300km離れた場所に位置する宮古島。鮮やかな「宮古ブルー」の海と手つかずの自然が魅力の観光地ですが、旅行前には天候や移動手段など、気になる点もあるでしょう。
そこで今回、宮古島観光の不安要素についてアンケートを実施しました。旅行者がどのような点を気にしているのか、どんな情報を知りたいと思っているのかを探ります。
■調査概要
調査対象：20歳以上の方
回答数：200名
調査期間：2025年11月4日～2025年11月6日
調査方法：インターネット調査
調査会社：自社調べ
※年齢・職業の内訳は以下の通りです。
宮古島観光で旅行者が気になるのは「天候・アクセス・費用」
「宮古島観光について、気になる点や心配なこと」をたずねたところ、最も多く選ばれたのは「天候や台風の影響」で136人でした。次いで「交通アクセス」が132人、「観光費用」が109人と続き、宮古島観光を検討する際には、天候や移動、費用に関する不安が特に大きいことがうかがえます。
一方、「特に気になることはない」と答えた方はわずか7人でした。ほとんどの方は、何かしらの心配を抱えているようです。
宮古島観光、最大の懸念は「費用」と「距離」
「もし宮古島観光を検討するとしたら、不安に感じることは何ですか？」という問いに対して、142人が「費用が高そう」と回答しました。多くの人が、宮古島観光の費用面に不安を感じているようです。
また、宮古島までの距離を気にする人も多く、121人が「距離が遠い」と回答しました。移動時間の長さや心理的な負担が、旅の実現を難しくしていることがうかがえます。
そのほかにも、「まとまった休みが取りにくい」（42人）、「現地での過ごし方がわかりにくい」（37人）、「一緒に行く相手がいない」（11人）といった声が寄せられました。日常の忙しさや情報不足、同行者に関する不安など、さまざまな要因が宮古島観光のハードルとなっていることがわかります。
宮古島を訪れる前に知っておきたいことは？
宮古島観光を計画するなら、事前にどんなことを知っておきたいでしょうか。アンケートで明らかになった「宮古島を訪れる前に知っておきたいこと」の一部をピックアップしてご紹介します。
- 移動費を含めた旅行費用の平均と、一般的な宮古島での過ごし方。（30代/男性/その他）
- 天候や台風の情報。天候不良でも遊べる場所について。（40代/女性/無職）
- 台風などの天候や気温、船の運行情報。（30代/女性/その他）
- 波が激しい海岸や危険な生物が棲息しているエリアなど。（40代/男性/自営業）
- 現地までと到着後の交通手段、天気の変わりやすさ。（30代/女性/その他）
- 台風など悪天候で現地に行けなくなった場合にキャンセル料などがいかほどするのか。（50代/男性/自営業）
- 緊急時に受診できる医療機関を知りたいです。特に小児です。（40代/男性/会社員・団体職員）
- 悪天候時の交通アクセス・旅のキャンセル規定等を知りたいです。（40代/男性/会社員・団体職員）
- 体力的にあまりアクティブには動けないですが、どんな観光ができるのかを事前に知りたいです。（60代以上/男性/会社員・団体職員）
- 宮古島の観光名所やアクティビティはもちろん、島内の移動手段や交通機関の運行状況が気になります。また、台風シーズンに注意が必要か、最適な旅行時期や、食事や買い物をするためのおすすめの場所についても知りたいです。特に、自然の景観や文化的な体験が楽しめるスポットについて、事前にリサーチしたいと思います。（30代/女性/会社員・団体職員）
- ATMの有無やその種類、QRコード決済が可能なお店がどれくらいあるのかを知っておきたいです。（40代/男性/会社員・団体職員）
- 天気や季節ごとの観光スポットや、事前に知っておくべき注意点など、快適に過ごすための基本情報を知っておきたいです。（30代/女性/会社員・団体職員）
旅の不安を乗り越えて、宮古島の魅力を満喫しよう
宮古島：保良泉ビーチ
今回実施したアンケートによると、「費用が高そう」「距離が遠い」といった金銭的・地理的なハードルに加え、「天候や台風の影響」といった自然条件が宮古島観光を難しくしていることがわかりました。さらに、「まとまった休みが取れない」「誰と行くか悩む」といった理由も、宮古島観光をためらう要因となっているようです。
たしかに、こうした不安は誰にでもあるものです。しかし、正しい情報を得ることで、安心して宮古島を楽しむことができます。しっかり準備を整えて、宮古島の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。