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【SDGs】エコアイランド宮古島:宮古島のビーチクリーン!

宮古島:与那覇前浜ビーチ

2030年のゴールに向けて、17種類の目標を掲げて取り組むSDGs。日本でも活発な取り組みが進められるなか、沖縄の宮古島では独自の「エコアイランド宮古島」を推進。宮古島の千年先の未来のために、さまざまな取り組みを進めています。

今回はエコアイランド宮古島の取り組みのなかから、ビーチクリーンについてご紹介いたします。観光客にもできる取り組みとしてもおすすめです。

<関連記事>
【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは

 

いつまでも美しい海のために!宮古島のビーチクリーン活動

宮古島:砂山ビーチ

宮古島では、いつまでも住み続けることができる愛される島創りを目指し、「エコアイランド宮古島」の活動が進められています。エグチホールディングスも、宮古島でエネルギー収支ゼロを目指す「ゼロエネルギーリゾートプロジェクト」を進行。宮古島の美しい環境を守るため、島の内外からさまざまな形で多くの人々が関わっています。

そんな宮古島と言えば美しい海も大きな魅力のひとつ。海の美しさを未来に残すため、積極的にビーチクリーン活動が進められているのです。

<エコアイランド宮古島>
https://eco-island.jp/

<エグチホールディングスYouTubeチャンネル>
夢を現実に!!!
https://www.youtube.com/c/letsmakeresorts

 

島民も観光客も!宮古島のビーチクリーンカレンダーをチェック

宮古島の海では、ビーチの清掃活動が実施されています。ボランティアによるものも多く、島の人々はもちろん、観光で宮古島を訪れた人々も積極的に参加しています。

宮古島の海を守るためのビーチクリーン活動がいつ実施されているのかがわかるよう、宮古島市が「宮古島ビーチクリーンカレンダー」を公開。ビーチクリーン活動を実施する団体が予定を発信できる場にもなっています。2022年6月現在、多いのは「宮古の海をキレイにし隊」による清掃活動。定期的に有志でビーチクリーン活動を開催している団体です。

ビーチクリーン活動は、誰でも参加できるケースが多く見られます。観光で宮古島を訪れる方も、タイミングが合えばビーチクリーン活動に参加してみてはいかがでしょうか。

※ビーチクリーン活動に参加する場合は、主催者による注意事項や持ち物、服装などを事前に確認し、万全の準備を整えて参加するようにしてください。

<宮古島ビーチクリーンカレンダー>
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=ts.ecotown%40gmail.com&ctz=Asia%2FTokyo

<宮古の海をキレイにし隊>
https://miyakoisland-beachclean.com/
https://www.facebook.com/groups/miyako.island.sea.kireinisitai/

 

ふるさと納税による、宮古島の海の美化支援

近年、ふるさとや、好きな自治体を納税という形で支援できる「ふるさと納税」が人気です。宮古島市のふるさと納税では、「エコアイランド宮古島応援コース」が設定されています。ふるさと納税は宮古島市民以外でもできるため、宮古島が好きな方や、宮古島出身の方など、日本全国から寄付が可能です。

この「エコアイランド宮古島応援コース」では、環境保全に関する課題を解決するために役立てられています。その環境保全活動のひとつに、ゴミのない島をめざすためのビーチクリーン活動、美化支援が挙げられます。

また、美しいサンゴの海を守るため、海岸線の植生を保全・再生するプロジェクトも実施。ふるさと納税による寄付金が、宮古の海の環境を守るために役立てられているのです。

関連記事:宮古島への思いを込めて!宮古島市のふるさと納税

 

ビーチクリーン活動で、宮古島の美しいビーチを千年先に残したい!

宮古島市:伊良部島・渡口の浜

2030年のゴールを見据えるSDGs、そして千年先の未来を見据える「エコアイランド宮古島」。どちらも途方もない努力と取り組みが必要に思えますが、しかし取り組まないことには何も始まりません。ひとつずつ、着実な取り組みの積み重ねがいつか実を結んでいきます。

今回ご紹介した宮古島のビーチクリーンは、SDGsでは「海の豊かさを守ろう」に繋がります。しかし宮古島というひとつの島、そして周辺の離島で考えれば、海の豊かさだけではなく、全体の環境や島々の未来に大きく影響します。

海を綺麗にするためのビーチクリーン活動は、実際にボランティア団体などによるゴミ拾い活動などはもちろんですが、日常的に海を利用する人や観光客による、海でのマナーも大切になります。海を綺麗にすること、そして綺麗に利用すること、そんなビーチクリーン活動を意識して、宮古島の美しいビーチを千年先に残したいですね。

エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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宮古島で聖地巡り!立ち寄りたいパワースポット3選

宮古島:宮古神社

霊験あらたかであり、神聖とされる場所、御利益のある場所は世界中にあります。観光をする際には、敢えてそういったパワースポットを巡るという方も少なくありません。それはもちろん、沖縄の離島「宮古島」も同様です。宮古島にはパワースポットとされる場所が多く、パワースポットとして地元の人々はもちろん、観光客からも大切にされています。

そこで今回は、宮古島のパワースポットをピックアップしてご紹介します。

関連記事:石垣島で巡りたい!おすすめパワースポット3選

 

宮古島のパワースポットで文化や歴史も感じたい

宮古島:漲水御嶽

宮古島の数あるパワースポットのなかから、今回ご紹介するのは3箇所。聖地として大切にされ、宮古島の文化や長い歴史を持つ場所ばかりです。パワースポットにはその地元の文化や歴史を感じるものが多く、今回ご紹介するスポットも同様です。

神話の神を祀るもの、長い歴史のあるもの、島全体が聖地とも言えるもの、それぞれにさまざまな由来があります。パワースポットを巡る際には、ぜひ文化や歴史にも注目してみてください。

 

観光客も立ち入れる珍しい御嶽「漲水御嶽(はりみずうたき)」

最初にご紹介するパワースポットは、平良エリアにある「漲水御嶽」です。「御嶽(オン、ウタキ)」と言えば、沖縄において聖地であり、神聖なものとされています。立ち入りを禁じている御嶽が多いなか、この漲水御嶽は観光客も入れるという珍しい御嶽として知られています。

漲水御嶽は大変格式が高く、神話が息づく御嶽。宮古島には創世神話がありますが、その神々が祀られている場所でもあります。宮古島の言葉では「ぴゃるみずうたき」と呼ばれ、古くから宮古の人々と共に在る存在です。

観光客も入れるとは言え、御嶽は神聖なもの。この漲水御嶽はとくに格式も高く、前述のとおり創世の神々が祀られています。決して失礼のないよう、御嶽に入れることの敬意と感謝などを忘れず、節度を守った行動を心がけるようにしましょう。

※漲水御嶽は立ち入ることのできる特別なケースであり、他の御嶽は同様ではありませんのでご注意ください。

 

漲水御嶽と共に訪れたい、日本最南端の神社「宮古神社」

続いてご紹介するパワースポットは、平良エリアにある「宮古神社」です。沖縄では御嶽が多くあるなか、この宮古神社は宮古島にある唯一の神社として地元の人々はもちろん、観光客からも愛されています。

400年以上の歴史を持ち、日本最南端にある神社とも呼ばれる宮古神社。金運や商売繁盛などの御利益があるとされています。御朱印もありますので、御朱印集めをしている場合は忘れずに御朱印帳を持参するようにしましょう。また、狛犬ではなくシーサーが出迎えてくれるのも、宮古神社の魅力のひとつです。

宮古神社は前項の漲水御嶽からも近く、双方を参拝するケースも少なくありません。また旧市街を巡る「綾道(あやんつ)」の「平良綾道マップ(宮古市発行)」には、漲水御嶽のほか、宮古神社周辺のスポットが多く記載されています。綾道巡りの道中で宮古神社に立ち寄るのもおすすめです。

関連記事:宮古島の旧市街地を散策!美しい道「綾道」を歩く

 

沖縄有数のパワースポット、「大神島(おおがみじま)」へ渡る

最後にご紹介するのは、沖縄有数のパワースポットとしても知られる「大神島」です。「大神」という名称からも神聖なものが伝わりますが、大神島は「神の島」や「ウガンジマ」とも呼ばれ、古くから人々の信仰の対象とされてきました。

大神島は宮古島からは北におよそ4kmの離島で、往来は連絡船のみになります。日本神話とのつながりを感じる「天岩戸」や「高天原」をはじめとした神聖な場所や、「奇石(ノッチ)」と呼ばれる奇岩があるなど、神秘的な空気が広がる離島です。

大神島は、聖域が多くある神々の島。聖域をはじめ、さまざまな伝統やルールがあり、それを守る必要があります。観光をする場合は島の「おじい」による観光案内(ガイドツアー)を受けるようにしましょう。

関連記事:沖縄有数のパワースポット!宮古諸島の「大神島」とは

 

節度のある行動を心がけて、宮古島のパワースポットを巡りたい

宮古島:大神島

今回ご紹介した3スポット以外にも、宮古島には実に多くのパワースポットがあります。前述した「綾道」だけでも、複数の御嶽をはじめ、「大和井」と呼ばれるパワースポットもあります。また大神島のように、周囲の離島にもパワースポットが存在しています。

注意したい点は、御嶽をはじめとしたパワースポットには由来があり、神聖とされる場所だという点です。決して羽目を外すことなく、節度のある行動や礼儀を忘れずに訪れるようにしましょう。

宮古島の歴史は深く、神話も残ります。島全体にパワースポットが点在していると言っても過言ではありません。宮古島観光の折には、ぜひパワースポットを訪れてみてはいかがでしょうか。

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宮古島で思い出の写真を残したい!インパクトのある被写体を紹介


沖縄の離島「宮古島」は、リゾート地としてはもちろん、近年は不動産投資などでも注目を集め、多くの人々が宮古島の魅力を楽しんでいます。観光スポットや体験できるアクティビティが多い宮古島ですが、歴史的な文化を感じる史跡も少なくありません。

なかでも旧市街地を散策できる「綾道(あやんつ)」は、宮古島を深く知ることができるおすすめのスポット。今回はこの「綾道」についてご紹介いたします。

関連記事:宮古島の歴史に触れる、歴史的建造物や史跡を紹介

 

美しく趣がある「綾道(あやんつ)」で宮古島を知る


「綾道」とは「あやんつ」と読み、宮古島の言葉で「美しい道」や「趣のある道」といった意味を持ちます。古くから人々がその歴史を繋いできた旧市街地である「平良(ひらら・ピサラ)」を散策し、宮古島・平良の歴史や文化を辿ることができる綾道。宮古島観光をする際にはぜひ注目し、立ち寄りたいスポットでもあります。

 

宮古島を知る!「綾道」はどんなルートを辿る道?

綾道は平良の文化や歴史、宮古島そのものを深く知ることができる道ですが、そのルートはどんなものなのでしょうか。宮古島市の公式サイトで配布されているPDF「平良綾道マップ」に基づいてご紹介いたします。

「平良綾道マップ」によれば、綾道の順路・スタート地点は、上記地図の「住屋御嶽(すみゃーうたき)」。これは平良市役所のすぐ近くにあります。この住屋御嶽をスタートし、宮古神社周辺の史跡を経て、港湾道路沿いに北へ向かい、「湧川(ばくがぁ)マサリャ御嶽」から徐々に南下、スタート地点近くの「住屋(すみゃー)遺跡」でゴールとなります。

ざっと解説しましたが、この綾道を辿るルートには28箇所の史跡があり、1時間~1時間半ほどかかるとされています。もちろん散策のしかたや寄り道など、人によって所要時間や歩く総距離は異なってきますが、ゆっくりと宮古島の史跡をめぐりたい方にはとくにおすすめです。

宮古島:来間島のタコ公園

旅先では、その土地ならではの写真を残すという方は多いのではないでしょうか。景色であったり、観光スポットであったりと、被写体はさまざまです。なかには大変インパクトのある被写体も。

沖縄の離島、「宮古島」にもおすすめの被写体がたくさんあります。今回は宮古島観光でおすすめの被写体のなかから、とくにインパクトのあるものをご紹介いたします。

関連記事:宮古島で思い出に残る写真を!おすすめフォトスポット3選

 

インパクトのある被写体で宮古島の思い出を

宮古島:カママ嶺公園

旅先の写真は、あとから見返すことで思い出がよみがえります。だからこそ、強く印象に残った被写体を撮影したいものです。また他の人に旅の思い出を伝えるときにも、写真は必須と言えるでしょう。

宮古島には、魅惑的なフォトスポットがたくさんあります。今回ご紹介するインパクトのある被写体も、宮古島らしさがあふれていておすすめの被写体ばかりです。

 

宮古空港&カママ嶺公園の「シーサー」をチェック!

最初にご紹介するのは、沖縄の守り神「シーサー」です。沖縄県内の各所で、シーサーを見かけますが、なかにはインパクトのあるシーサーも少なくありません。宮古島にもそんなシーサーがいますが、そのなかから2体をご紹介します。

まずは宮古空港1階、中央アメニティーホールにいる2体の「あたらかシーサー」。貝殻でできたシーサーは圧巻です。そして、カママ嶺公園の巨大なシーサー。前脚と後ろ脚が滑り台になっている遊具ですが、その大きさから観光スポットとして、そしてフォトスポットとしても人気です。

どちらのシーサーも、思わず撮影したくなってしまうインパクトがあり、宮古島の思い出ととしておすすめの被写体です。

<関連記事>
宮古島など沖縄の守り神、「シーサー」の基礎知識
宮古島に行くなら空港も堪能!宮古空港の魅力をチェック

 

宮古島の安全を守る「宮古島まもる君」と記念撮影!

続いてご紹介するのは、宮古島の安全を守る「宮古島まもる君」とその兄弟たちです。交差点をはじめとした宮古島の各所にたたずみ、島の人々や観光客などの安全を見守り続けています。

紅一点の「まる子ちゃん」も入れて、20人の兄弟が存在。顔はひとりひとり手描きのため、表情も異なり魅力的です。宮古島観光の道中で出会ったら、ぜひ記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。

※撮影時には、周囲の交通状況や安全に気をつけるようにしてください。

関連記事:宮古島で会いたい!「宮古島まもる君」とその兄弟たち

 

離島で出会う動物タイプの被写体の数々!

宮古島の周囲には、複数の離島があります。その主立った離島たちとは橋で繋がっているため、宮古島の観光ルートとして離島まで足を伸ばすケースも少なくありません。そんな離島にも、インパクトのある被写体があります。

伊良部島の「平成の森公園」には、大きなサシバをモチーフとした滑り台が。池間島の「池間カツオ公園」では、ベンチの屋根で胸を張るカツオのオブジェに出会えます。そして来間島では、タコ公園で東屋と化した巨大なタコと記念撮影が可能です。

関連記事:宮古島の海上を行く!伊良部大橋・池間大橋・来間大橋で絶景を満喫!

 

インパクトのある被写体は、一目で「宮古島の思い出」とわかる写真に!

宮古島:宮古島まもる君

宮古島の思い出作りにおすすめの、インパクトのある被写体をピックアップしてご紹介いたしました。今回ご紹介したのは、見た目や大きさ、モチーフなど、どれも特徴的なものばかり。一目で「宮古島の思い出」だとわかる被写体ばかりです。

今回ご紹介した被写体以外にも、インパクトのある被写体は宮古島の各地に存在しています。美しい景色だけではなく、こうしたインパクトのある被写体もぜひ写真に収めて、宮古島の思い出を色濃く残してみてはいかがでしょうか。

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宮古島の旧市街地を散策!美しい道「綾道」を歩く


沖縄の離島「宮古島」は、リゾート地としてはもちろん、近年は不動産投資などでも注目を集め、多くの人々が宮古島の魅力を楽しんでいます。観光スポットや体験できるアクティビティが多い宮古島ですが、歴史的な文化を感じる史跡も少なくありません。

なかでも旧市街地を散策できる「綾道(あやんつ)」は、宮古島を深く知ることができるおすすめのスポット。今回はこの「綾道」についてご紹介いたします。

関連記事:宮古島の歴史に触れる、歴史的建造物や史跡を紹介

 

美しく趣がある「綾道(あやんつ)」で宮古島を知る


「綾道」とは「あやんつ」と読み、宮古島の言葉で「美しい道」や「趣のある道」といった意味を持ちます。古くから人々がその歴史を繋いできた旧市街地である「平良(ひらら・ピサラ)」を散策し、宮古島・平良の歴史や文化を辿ることができる綾道。宮古島観光をする際にはぜひ注目し、立ち寄りたいスポットでもあります。

 

宮古島を知る!「綾道」はどんなルートを辿る道?

綾道は平良の文化や歴史、宮古島そのものを深く知ることができる道ですが、そのルートはどんなものなのでしょうか。宮古島市の公式サイトで配布されているPDF「平良綾道マップ」に基づいてご紹介いたします。

「平良綾道マップ」によれば、綾道の順路・スタート地点は、上記地図の「住屋御嶽(すみゃーうたき)」。これは平良市役所のすぐ近くにあります。この住屋御嶽をスタートし、宮古神社周辺の史跡を経て、港湾道路沿いに北へ向かい、「湧川(ばくがぁ)マサリャ御嶽」から徐々に南下、スタート地点近くの「住屋(すみゃー)遺跡」でゴールとなります。

ざっと解説しましたが、この綾道を辿るルートには28箇所の史跡があり、1時間~1時間半ほどかかるとされています。もちろん散策のしかたや寄り道など、人によって所要時間や歩く総距離は異なってきますが、ゆっくりと宮古島の史跡をめぐりたい方にはとくにおすすめです。

<平良綾道マップ>
宮古島市ホームページにて、マップのPDFがダウンロードできます。
https://www.city.miyakojima.lg.jp/
1)トップページの上部から、「観光・イベント情報」をクリック
2)左側に表示されるリストから、「ガイドマップ」をクリック
3)「綾道」をクリック

 

「綾道」にはどんな史跡がある?

綾道には28箇所の史跡がありますが、どの史跡にも共通しているのは、平良エリアの市街地に馴染むかのように佇んでいること。今回スタートとした「住屋御嶽」は平良市役所の目と鼻の先であるように、人々の生活の隣に共存しています。

28箇所の史跡はどれも大変興味深いものばかりです。たとえば「ドイツ皇帝博愛記念碑」は、座礁したドイツ商船を救助した宮古の人々に大使、当時のドイツ皇帝が建立したもの。関連する施設として、上野宮国に「うえのドイツ文化村」があります。

また「ぶばかり石」とも呼ばれている「人頭税石(じんとうぜいせき)」は、高さ143センチの石柱です。この石柱は、王符時代に課せられた「人頭税」に深い関係があります。この人頭税石の高さまで成長すると、税を納める必要があるというものです。過去の納税の歴史を垣間見る、貴重な史跡でもあります。

2箇所をピックアップしましたが、どの史跡も宮古島の、そして平良エリアの歴史と文化を現代まで色濃く伝える貴重なものばかりです。比較的見つけやすいものばかりですので、時間が許すのであれば全制覇し、その歴史に触れてみることをおすすめします。

関連記事:宮古島とドイツの友好関係と「うえのドイツ文化村」

 

宮古島の「綾道」を歩いて歴史と文化に浸る!


宮古島の平良エリア、旧市街地を巡る「綾道」についてご紹介いたしました。綾道の魅力の全て、そして史跡の全てをご紹介することは難しいですが、宮古島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみていただきたいスポットです。

綾道は個人で散策しても楽しめるほか、ガイド付きのツアー(※)もあります。個人で楽しむ場合は、好きな場所からスタートしてみても良いですね。宮古島観光の際には綾道を歩いて、島の歴史や文化に浸ってみてはいかがでしょうか。

※ツアーは、宮古島ひとときさんぽツアー(株式会社プラネット・フォー)の運営によるものです

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子どもと楽しむ宮古島!家族連れにおすすめのスポット3選

宮古島:うえのドイツ文化村

リゾートや不動産投資など、さまざまなシーンにおいて人気が高く、注目を集める「宮古島」。宮古島だけではなく伊良部島をはじめとした周辺の離島とともに、宮古島観光を楽しむ方は少なくありません。

宮古島は楽しめるアクティビティや観光スポットも多く、お子さんと一緒の家族連れにも人気です。そこで今回は「子どもと楽しむ宮古島」と題し、家族で一緒に楽しみたい観光スポットをピックアップしてご紹介いたします。

 

宮古島は子どもと一緒に楽しめるスポットが多数!

宮古島:まいぱり宮古島熱帯果樹園

宮古島には子どもと一緒に楽しめるスポットがとても多く、たくさんの家族連れが訪れています。今回ご紹介するスポットは、「宮古島海中公園」「まいぱり宮古島熱帯果樹園」「うえのドイツ文化村」の3ヶ所。年齢を問わず楽しめるため、ご家族連れにもぴったりのスポットです。

 

気軽に宮古島の海中を楽しめる!「宮古島海中公園」

最初にご紹介するのは、平良エリアにある「宮古島海中公園」です。「宮古島海中公園」はその名のとおり、宮古島の海中を見ることができるスポット。施設内にはアクリルパネルの窓が24個もあり、そこから見える海中の様子は、水族館とは違った魅力であふれています。

海中が見えるだけではなく、フォトフレーム作り体験や貝殻シーサー作り体験を始めとした体験型のアクティビティが多数あります。またカフェやお土産コーナーもあり、じっくりと時間をかけて楽しめる施設です。

 

果物や動物と過ごすひととき!「まいぱり宮古島熱帯果樹園」

続いてご紹介するのは、与那覇にある「まいぱり宮古島熱帯果樹園」です。熱帯果樹園というだけあって、宮古島特産のマンゴーやバナナ、3種類のパイナップルなどを鑑賞することができます。アカヤシの群生林もとても見事。カートで園内を巡る「トロピカルガイドツアー」もおすすめです。

一周およそ15分のお散歩コースでは、牧場のヤギと触れ合う体験も可能。そのほか宮古馬の乗馬体験、「まいぱり宮古島熱帯果樹園」で栽培している野菜などの収穫体験などもできます。子どもにとって、自然と触れ合う素敵な思い出を残せるスポットです。

 

中世ドイツの城を再現!「うえのドイツ文化村」

最後にご紹介するのは、上野宮国にある「うえのドイツ文化村」です。中世ドイツの城を再現した「うえのドイツ文化村」では、海中散歩が楽しめる水中展望戦「シースカイ博愛」や、ドイツ貴族の衣装で写真撮影ができる「なりきりプリンセス(※)」、ドイツのペーパーナプキンで石鹸が作れる「石鹸デコパージュ」など、家族で楽しめる企画が多くあります。

また「キンダーハウス」というドイツのおもちゃを展示した施設や、ドイツのライン河地方の美術品・絵画の展示なども。観光スポットとして楽しむとともに、ドイツの文化に触れて学ぶ経験ができるおすすめのスポットです。

※「なりきりプリンセス」は2022年2月現在休止中です。

関連記事:宮古島とドイツの友好関係と「うえのドイツ文化村」

 

宮古島を子どもと一緒に遊び尽くしたい!

宮古島:宮古島海中公園

宮古島で子どもと一緒に楽しめる観光スポットを、ピックアップしてご紹介いたしました。今回ご紹介した3スポットはもちろん、他にも魅力的なスポットがたくさんあります。しっかりと予定を組み立ててたくさんのスポットに遊びに行っても良いですし、1ヶ所をじっくりと楽しんでみても。

宮古島は一日中、朝から晩まで遊び尽くすことができる場所です。大人も子どもも時間を忘れて過ごしたいですね。

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オプションにおける料金改定および免責補償制度導入のお知らせ

平素より弊社レンタカーサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、貸出における事故状況を踏まえ、通常料金に含まれていた「免責額補償制度(CDW)」を、オプションとして選択できる形で別途ご用意することとなりました。これに伴い、2024年11月1日(金)より下記の通り料金を改定いたします。

■料金改定内容
・NOC補償制度(現行):550円(税込)/日 → 1,100円(税込)/日
・免責額補償制度(CDW)(現行):0円/日 → 2,200円(税込)/日

なお、2024年10月31日までにご予約いただいたお客様につきましては、NOC補償制度の料金は従来の550円(税込)にて変更はございませんので、どうぞご安心ください。

■補償内容
弊社の補償限度額は以下の通りです:

  1. 対人保険:1名につき 無制限
  2. 対物保険:1事故につき 無制限(自己負担額(免責額)10万円)
  3. 車両保険:1事故につき車両の時価額まで(自己負担額(免責額)10万円)
  4. 搭乗者保険:1名につき 3,000万円

お客様にはご負担をおかけいたしますが、より安心・安全なご利用を提供できるよう努めて参ります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

改定日
2024年11月1日(金)

今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【後編】

宮古島版SDGsとして注目を集めている「エコアイランド宮古島」。宮古島では、100年後、1000年後も住み続けられる島を目指してさまざまな取り組みがおこなわれています。

前回はエコアイランド宮古島が定義する5つのゴールのうち、ゴール1とゴール2をご紹介いたしました。今回は残る3つのゴールと、SDGsとの関わりについてをご紹介いたします。

<関連記事>
【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは
【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【前編】

<参考>
エコアイランド宮古島公式サイト:https://eco-island.jp/
宮古島市公式サイト:https://www.city.miyakojima.lg.jp/index.html

 

「エコアイランド宮古島」が掲げるゴールと島の未来


前編にてご紹介した、エコアイランド宮古島のゴール1とゴール2は、それぞれ「地下水を守る」と「家庭系ごみ排出量を減らす」でした。ゴール1では地下水の窒素濃度低下を目標にし、宮古島での生活に欠かせない地下水の水質改善に取り組んでいます。

ゴール2では家庭からでるごみの排出量削減を掲げ、2050年までにひとりあたりの家庭系ごみ排出量を88グラム減らすべく、多方面からの取り組みと試行錯誤が進められています。

残るゴール3~5も宮古島の未来にとって欠かせない、大切な内容ばかりです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール3:エネルギー自給率を上げる

ゴール3は、離島のエネルギー問題にも深く関わる「エネルギー自給率を上げる」です。2016年の時点で宮古島でのエネルギー自給率は2.9%でした。これを2050年までに48.9%に上げようという、かなり大がかりな取り組みが必要になるゴールです。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と目標13「気候変動に具体的な対策を」に対する取り組みとなり、宮古島で利用するエネルギーの確保と、その在り方が注目されます。

宮古島市では新エネルギーの推進への取り組みとして、市民連携型太陽光発電整備事業や、住宅用太陽光発電システム設置補助などを実施。島内・市内のエネルギーの多くをまかなえるよう、着実に歩みを進めています。

エグチホールディングスでも、宮古島でゼロエネルギーリゾートの開発を進行中。リゾート内におけるエネルギー収支ゼロ、そして持続可能な島作りを目指しています。

<エグチホールディングスYouTubeチャンネル>
夢を現実に!!!:https://www.youtube.com/channel/UCtQgsT0hKM0eYC5jsxsRvqA
ゼロエネルギーリゾートプロジェクトについて、リゾート施設開設までのロードマップを動画で紹介しています。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール4:サンゴを守る(サンゴ被度)

ゴール4は、宮古島周辺の「サンゴを守る(サンゴ被度)」というもの。宮古島近海にはサンゴが多く生息しています。2016年のハマサンゴ優占群集は20%~30%、そしてミドリイシの優占群集は5%~10%でした。それを2050年までにハマサンゴ40%以上、ミドリイシ70%以上に上げるというゴールを掲げています。

サンゴは世界的に見ても白化現象が問題となっており、それは宮古島近海も同様です。また宮古島近海では白化より以前にも、オニヒトデの大量発生によるサンゴの激減という被害を経験しています。サンゴも海洋生物および生態系において重要な役割があり、宮古島近海の環境を守るためにはサンゴの保護や保全は重要な課題と言えます。

SDGsにおいては目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組みとなります。宮古島近海の環境を守ることは、そのまま他の海域にも良い影響が考えられます。宮古島だけではなく、沖縄や日本周辺など、海の環境を守り改善していく一歩にもなるのです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール5:固有種の保全(外来種対策)

ゴール5は「固有種の保全(外来種対策)」。宮古島にはミヤコカナヘビやミヤコヒバァ、ミヤコサワガニを始めとした、さまざまな固有種が生息しています。宮古島だけではなく周辺の離島に生息するものもいます。これらの固有種は環境省レッドリストにも記載されるなど、その生息数を減らしているのが現状です。

固有種の数が減る原因として掲げられるもののひとつが、外来種の存在です。エコアイランド宮古島のゴール5では、とくにクジャク個体群の根絶に注力。2030年までに宮古北部および伊良部エリアの個体群の根絶を、そして2050年までには宮古市全域におけるクジャク個体群の根絶を掲げ、取り組みが進められています。

SDGsにおいては目標15「陸の豊かさも守ろう」につながり、陸における生態系の保持や生物の保護などへの取り組みと活動が期待されます。

関連記事:宮古諸島に生息する、個性豊かな固有種の数々

 

100年後、1000年後の宮古島のために!「エコアイランド宮古島」


エコアイランド宮古島が定義する5つのゴールから、残りのゴール3~ゴール5をご紹介いたしました。エネルギー自給率の上昇、サンゴの保全、固有種の保全といった、宮古島らしさと離島が抱える問題が大きく浮き彫りになっているゴールです。

エコアイランド宮古島のゴールには、宮古島全体で取り組むのはもちろんですが、宮古島を訪れる人々の協力も不可欠。たとえば「アクティビティ中にサンゴを傷つけないようにする」という、ごく当たり前かつ小さな取り組みであっても、着実に積み重なっていきます。

100年後も1000年後も美しい宮古島を残せるよう、宮古島版SDGsのエコアイランド宮古島の取り組みやアクションは続きます。宮古島を訪れる機会があれば、どんな形でも良いのでエコアイランド宮古島の取り組みに協力したいですね。

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【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【前編】

宮古島が独自に定義し、取り組みを進めている宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島(エコアイランド宮古島宣言2.0)」。これまでも何度かご紹介してきましたが、今回はエコアイランド宮古島が目指す5つのゴールと、SDGsとの関わりについて改めてご紹介いたします。

今回は前編と称して、ゴール1とゴール2をピックアップ。2050年までに達成したい目標とともに、宮古島の持続可能な島づくりと未来への思いが詰まっています。

<関連記事>
【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは
【SDGs】宮古島を生物多様性の楽園へ:エコアイランド宮古島
【SDGs】宮古島市で使える「理想通貨」とは?エコアイランド宮古島

<参考>
エコアイランド宮古島公式サイト:https://eco-island.jp/
宮古島市公式サイト:https://www.city.miyakojima.lg.jp/index.html

 

「エコアイランド宮古島」が目指すもの、ゴールの定義


エコアイランド宮古島が掲げたゴールでは、高めの目標設定がされているとのこと。定義づけたゴールは、100年先、1000年先の宮古島の姿と、「共生の島」での暮らしを見据えています。離島だからこその問題や課題、離島だからこそ目指したいことも含め、宮古島の未来を守るための定義になっているのです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール1:地下水を守る

まずエコアイランド宮古島のゴール1に定義されたのは、「地下水を守る」という目標です。これは地下水に含まれる窒素濃度を下げることが求められます。2016年時点では、地下水1Lあたりの窒素量は5.05mgでした。この数値を、2050年までに2.17mgに下げるべく取り組みを進めています。

宮古島の地下水は、飲み水や農業用水などに活用されており、その汚染が進むことは深刻な問題をもたらします。汚染の原因は、多種多様。観光客の増加やごみ、化学肥料など、さまざまな方面からの影響が、地下水の水質に影響を与えているのです。

地下水を守る活動は、SDGsにおいては目標6「安全な水とトイレを世界中に」への取り組みになります。宮古島の生活を守る水資源および関連する環境改善への取り組みには、大きな効果が期待されています。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール2:家庭系ごみ排出量を減らす

ゴール2は、宮古島に限らず日本において大きな問題であり、課題であるとも言える「ごみ問題」です。宮古島では家庭からのごみ排出量を減らすことをゴールとして定義。宮古島家庭系ごみ排出量は、2016年時点ではひとり1日542gでした。その排出量を、2050年までに434gに減らそうと取り組みが進められています。

排出量の差は88g。シンプルに水なら90ccとなり、計量カップの半分よりも少ない量です。1円玉ならば88枚。重さを想像すればとても少なく感じます。しかしこれが宮古島の住人全員から毎日排出されることを考えると大変多く、環境への影響も計り知れません。

SDGsでは目標11「住み続けられるまちづくりを」の取り組みにあたります。宮古島に100年、1000年先も住み続けるためには、必然の取り組みであり目標と言えるのです。

家庭ごみだけにとどまらず、ビーチへの漂着ごみも大きな問題になっています。また、前述の地下水への影響も懸念されます。ビーチのクリーン活動や、ふるさと納税による支援の活用など、島全体でのごみ問題への取り組みも進められています。

 

「エコアイランド宮古島」は、宮古島そのものを生かすために


エコアイランド宮古島が定義する5つのゴールから、ゴール1とゴール2をピックアップしてご紹介いたしました。水資源を守ること、そして家庭からのごみ排出量を減らすこと、これらは宮古島に限ったことではありません。しかし離島である宮古島がなにも対策をしないでいた場合、あっというまに深刻で大きな問題となることは容易に想像がつきます。

宮古島版SDGsであるエコアイランド宮古島は、宮古島そのものを1000年後も生かすための大切な取り組みです。同時に、SDGsにとっても重要な取り組みの一角と言えるでしょう。

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【SDGs】宮古島を生物多様性の楽園へ:エコアイランド宮古島

沖縄の離島、宮古島では独自の「エコアイランド宮古島」というプロジェクトを推し進めています。これは宮古島版SDGsとも言われ、宮古島の未来のためのアクションです。

2008年に宣言され、2018年には「エコアイランド宮古島宣言2.0」が。6種類の宣言のもと、宮古島の環境や社会、未来などを守るための取り組みがおこなわれています。今回は6種類の宣言のなかから、プロジェクト6をピックアップ。生物多様性の楽園に向けての取り組みをご紹介します。

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希少種や固有種の多い宮古島だからこその生物多様性

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「エコアイランド宮古島」のプロジェクト6は、緑と海、そして空を守り、すべての生物がともに生きていくことができる環境作りを目指すもの。宮古島には希少種や固有種が多く生息し、それらは陸上に限ったことではなく海中にも及びます。また「八重干瀬(やびじ)」という日本最大級のサンゴ礁もある宮古島では、それらの保全などは重要な課題のひとつです。

「エコアイランド宮古島」は、生息する動植物たちにとって宮古島が「生物多様性の楽園」であり続けることも視野に入れ、さまざまな取り組みを進めているのです。

 

希少種や固有種、自然環境をどこまで守り抜けるか

宮古島を取り巻く生態系や自然環境、宮古島だけではなく「宮古島市」を構成する周囲の島も含め、貴重な動植物などがいつまでも豊かに生きていける環境の構築が必要です。希少種・固有種のなかには絶滅を危惧されている種もあり、離島だからこそ人間の社会生活や観光による、環境への変化と影響も懸念されます。

「エコアイランド宮古島」では、「宮古島が千年先の未来でも住み続けられる」ような島であることを目指しています。そのために必要なことは、今の環境をどこまで守り、維持し、場合によっては改善していくかということが挙げられるのではないでしょうか。

 

陸も海も生物が住みよい環境を組み立てる

日本は島国で海に囲まれていますが、海が身近ではない地域は多くあります。しかし海沿いの地域や宮古島のような離島などでは、海と共にあることがとても重要です。

とくに宮古島の海は宮古ブルーと呼ばれるほど美しく、サンゴ礁もあります。またウミガメや色とりどりの魚、ときにはマンタなど魅惑的な海棲生物がたくさん生息しています。この美しい海ではマリンスポーツも盛んで、ウミガメや魚、マンタに会うためのダイビングツアーなどが組まれるほど。海棲生物の生息する場所に、人間が入っていくことによる影響は少なくありません。

それは陸地でも同様で、マングローブ林をはじめとした自然環境に、やはり人間が干渉しています。完全に無干渉になることは難しいため、どこまで影響を与えずに、どこまで生き物が暮らしやすい環境を整え、維持および改善していけるのかが大切です。

 

生物多様性、宮古島に生きる生物の楽園を実現させるために

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生物多様性という言葉は、文字通り生物の多様性についてを意味することです。生態系と表現したほうがわかりやすいでしょうか。いま、その生物多様性が崩壊しつつあります。

「エコアイランド宮古島」が掲げる目標は、世界的な規模で見れば宮古島という小さな点でしかないかもしれません。しかしそこに生きる生物の楽園を実現させるための動きは、世界的に通用していくものもあるでしょうし、SDGs全体で見ると大変大きな動きでもあるのです。

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【SDGs】宮古島市で使える「理想通貨」とは?エコアイランド宮古島

沖縄の離島、宮古島。その宮古島が属する「宮古島市」では、独自のSDGsとも言えるプロジェクトがあります。「エコアイランド宮古島」と呼ばれるそのプロジェクトでは、宮古島を守り未来へ残していくためのさまざまなアクションが進められているのです。

そのエコアイランド宮古島のアクションの一環として「理想通貨」というものがあります。今回はこの「理想通貨」にスポットを当ててご紹介いたします。

<関連記事>
【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは
【SDGs】宮古島を生物多様性の楽園へ:エコアイランド宮古島

<参考>
エコアイランド宮古島公式サイト:https://eco-island.jp/
宮古島市公式サイト:https://www.city.miyakojima.lg.jp/index.html
島の色:https://shimanoiro.site/

 

宮古島を想う気持ちが形に!「理想通貨」とは?

宮古島:がじゅまる

エコアイランド宮古島のアクションのひとつ、「理想通貨」。宮古島市の理想通貨は、「宮古島に良いことをした人に、ちょっと良いことで返す」といった気持ちの交換ができないかという発想からスタート。目的は「人と人との気持ちをつなぐ」です。

エコアイランド宮古島は、いつまでも住み続けられる島創りを目標としています。この理想通貨もまた同様に、宮古島の自然保護や環境保全、文化の継承などをはじめとした、島の未来を守るためのアクションが込められています。

 

「理想通貨」を入手するための方法と、通貨の種類を紹介

「宮古島にとって良いこと」をすれば理想通貨が入手でき、理想通貨協力店で使用できるという仕組みになっています。つまり理想通貨を入手するためには、「宮古島にとって良いこと」をする必要があるのです。

この「良いこと」には、エコ活動が挙げられます。宮古島で開催されているエコアイランド関連のフェスや、ビーチの清掃をはじめとしたエコ活動などへの参加で理想通貨が入手できます。

理想通貨には4種類あり、どれも宮古島に深く関連するモチーフが採用されています。どの通貨も職人の細密画が美しく、使用するのがもったいないほど。芸術品としても見応えがあり、理想通貨を使用せずに大切に所持している方もいらっしゃるようです。

  • 1M(壱みやーく)……フエダイ科の魚「グルクン」がモチーフ
  • 10M(拾みゃーく)……がじゅまるがモチーフ、地元の高校生とともに考えたとのこと
  • 20M(弐拾みゃーく)……宮古島の秋空を舞うタカ科の「サシバ」がモチーフ
  • 50M(五拾みゃーく)……ユネスコ無形文化遺産に登録されている祭り「パーントゥ」がモチーフ

 

「理想通貨」の協力店にはどんなお店がある?

2021年12月現在、理想通貨協力店が宮古島市内に38店舗あります。その業種は実にさまざまで、飲食店やおみやげ屋、フォトツアー、リラクゼーション、動物病院など多岐に渡ります。以下はその一例です。

  • おみやげ屋 きびのはな……1Mを10円とし、20Mまでの商品プレゼント、もしくは割引
  • みやこ下地島空港ターミナル……5M使用で50円引き
  • 麻布十番犬猫クリニック 宮古島分院……30Mでノミダニ駆除薬を300円割引など
  • 宮古島フォトツアー&ガイド kagisuma……50Mで撮影プラン500円割引など
  • 宮古島焼肉 火神(かがみ)……20M:自家製ジェラート、40M:ドリンクサービス
  • リラクゼーション&脱毛 宮古島ボディケア……20M使用で「もみほぐし」を「足つぼセット」にアップグレード

※理想通貨の使用には、対象商品や商品金額などの設定があります。協力店で理想通貨を使う場合、各店舗の設定を確認するようにしてください。

 

宮古島市全体で起こすアクションに今後も注目したい


宮古島市が進める「エコアイランド宮古島」は、他の自治体には見られない広範囲に渡るSDGsへの取り組みと言えます。独自の目標やアクションは、宮古島の未来に繋がるもの。今回ご紹介した理想通貨も同様で、今後も注目し続けていきたいアクションと言えます。

市民にとっては馴染み深い、エコアイランド宮古島や理想通貨。いっぽう観光で訪れる場合は、この理想通貨に触れる機会は少ないかもしれません。観光で訪れた際に、理想通貨がもらえるイベントにタイミング良く参加できるのであれば、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

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