2030年のゴールに向けて、17種類の目標を掲げて取り組むSDGs。日本でも活発な取り組みが進められるなか、沖縄の宮古島では独自の「エコアイランド宮古島」を推進。宮古島の千年先の未来のために、さまざまな取り組みを進めています。
今回はエコアイランド宮古島の取り組みのなかから、ビーチクリーンについてご紹介いたします。観光客にもできる取り組みとしてもおすすめです。
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【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは
いつまでも美しい海のために!宮古島のビーチクリーン活動
宮古島では、いつまでも住み続けることができる愛される島創りを目指し、「エコアイランド宮古島」の活動が進められています。エグチホールディングスも、宮古島でエネルギー収支ゼロを目指す「ゼロエネルギーリゾートプロジェクト」を進行。宮古島の美しい環境を守るため、島の内外からさまざまな形で多くの人々が関わっています。
そんな宮古島と言えば美しい海も大きな魅力のひとつ。海の美しさを未来に残すため、積極的にビーチクリーン活動が進められているのです。
<エコアイランド宮古島>
https://eco-island.jp/
<エグチホールディングスYouTubeチャンネル>
夢を現実に!!!
https://www.youtube.com/c/letsmakeresorts
島民も観光客も!宮古島のビーチクリーンカレンダーをチェック
宮古島の海では、ビーチの清掃活動が実施されています。ボランティアによるものも多く、島の人々はもちろん、観光で宮古島を訪れた人々も積極的に参加しています。
宮古島の海を守るためのビーチクリーン活動がいつ実施されているのかがわかるよう、宮古島市が「宮古島ビーチクリーンカレンダー」を公開。ビーチクリーン活動を実施する団体が予定を発信できる場にもなっています。2022年6月現在、多いのは「宮古の海をキレイにし隊」による清掃活動。定期的に有志でビーチクリーン活動を開催している団体です。
ビーチクリーン活動は、誰でも参加できるケースが多く見られます。観光で宮古島を訪れる方も、タイミングが合えばビーチクリーン活動に参加してみてはいかがでしょうか。
※ビーチクリーン活動に参加する場合は、主催者による注意事項や持ち物、服装などを事前に確認し、万全の準備を整えて参加するようにしてください。
<宮古島ビーチクリーンカレンダー>
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=ts.ecotown%40gmail.com&ctz=Asia%2FTokyo
<宮古の海をキレイにし隊>
https://miyakoisland-beachclean.com/
https://www.facebook.com/groups/miyako.island.sea.kireinisitai/
ふるさと納税による、宮古島の海の美化支援
近年、ふるさとや、好きな自治体を納税という形で支援できる「ふるさと納税」が人気です。宮古島市のふるさと納税では、「エコアイランド宮古島応援コース」が設定されています。ふるさと納税は宮古島市民以外でもできるため、宮古島が好きな方や、宮古島出身の方など、日本全国から寄付が可能です。
この「エコアイランド宮古島応援コース」では、環境保全に関する課題を解決するために役立てられています。その環境保全活動のひとつに、ゴミのない島をめざすためのビーチクリーン活動、美化支援が挙げられます。
また、美しいサンゴの海を守るため、海岸線の植生を保全・再生するプロジェクトも実施。ふるさと納税による寄付金が、宮古の海の環境を守るために役立てられているのです。
ビーチクリーン活動で、宮古島の美しいビーチを千年先に残したい!
2030年のゴールを見据えるSDGs、そして千年先の未来を見据える「エコアイランド宮古島」。どちらも途方もない努力と取り組みが必要に思えますが、しかし取り組まないことには何も始まりません。ひとつずつ、着実な取り組みの積み重ねがいつか実を結んでいきます。
今回ご紹介した宮古島のビーチクリーンは、SDGsでは「海の豊かさを守ろう」に繋がります。しかし宮古島というひとつの島、そして周辺の離島で考えれば、海の豊かさだけではなく、全体の環境や島々の未来に大きく影響します。
海を綺麗にするためのビーチクリーン活動は、実際にボランティア団体などによるゴミ拾い活動などはもちろんですが、日常的に海を利用する人や観光客による、海でのマナーも大切になります。海を綺麗にすること、そして綺麗に利用すること、そんなビーチクリーン活動を意識して、宮古島の美しいビーチを千年先に残したいですね。